
頻発する豪雨災害を契機に次世代の治水対策へ
弊社は、2000年以降の日本各地で頻発する豪雨災害を通じ、従来の工法に代わる、 災害に強く 、 環境負荷の低い インフラ技術の必要性を痛感しました。
弊社のクロスウェーブ工法への取り組みは、神戸事業所からスタートしました。
事業所が主体となって、工法への深い理解と技術開発を積み重ね、この経験と確信に基づき、2008年にプラスチック製雨水貯留槽事業部を立ち上げるに至ったのです。
私たちは、工法の黎明期から培ってきた長年の経験と確かな技術で、 治水対策 、そして で豊かな街づくり に貢献してまいります。
プラスチック製ブロックで実現する、軽量・高効率な次世代地下貯水システムです。
クロスウェーブ工法は、波状形状のプラスチック製貯留材(ブロック材)を90度ずつ交差させながら積み上げ、地下空間に貯水槽を形成する工法です。コンクリート製の貯水槽にはない、特長と導入メリットを多数持ちます。

ブロック材を互い違いに積み上げることで、 空隙率95% という高い貯水効率を実現。
少ない掘削量で十分な量の水を貯めることができます。
堅牢かつシンプルな構造 接合部材が一切不要なシンプル構造でありながら、総重量25トントラック(T-25)の通行に対応する高い耐荷重設計と、レベル2地震動に耐える耐震性を両立しています。

ブロック材には再生ポリプロピレンを使用し、耐薬品性にも優れ、水を汚染しません。
軽量でコンパクトな設計は、施工現場での作業負担を 大幅に軽減 します。
台風やゲリラ豪雨による水害リスクが深刻化する中、クロスウェーブ工法は、従来のコンクリート工法と比較し、工期・費用・環境負荷において、 圧倒的な優位性 を提供します。

| 貯水容量1000㎥での比較 | プレキャストコンクリート | 現場打ちコンクリート | クロスウェーブ工法 |
| 工期 | 約50日 | 約50日以上 | 約7日程度 |
| 費用(m3あたり) | 60,000円 | 43,000円 | 32,000円 |
軽量なプラスチック製ブロック材を使用しているため、大型重機や特殊車両は不要です。作業員の肉体的負担も軽減され、現場での 安全性向上 につながります。

コンクリート工法とほぼ変わらない耐震性レベル2を確保しています。実績として、東日本大震災を含む過去の災害において倒壊したという報告はありません。
確かな施工技術と豊富なノウハウ
キハラ建設株式会社は、クロスウェーブの製品発売初期から、あらゆる用途・設置場所の課題に取り組んできました。その経験とノウハウを活かし、お客さまの多様なニーズにも対応できる技術力へと進化しています。
近年では、京都ニンテンドーミュージアム(京都府)、イオンモール小松(石川県)、沖縄サントリーアリーナ(沖縄県)といった大規模施設の地下貯水槽建設にも携わるなど、確かな技術力と施工管理能力を提供しています。

クロスウェーブ工法による地下貯水施設は、以下の場所で雨水貯留・流出抑制のための地下施設として活用されています。
従来のオープン式雨水貯留池と比べ、景観を損なわず、土地の評価額を下げません。また、軽量・コンパクト設計のため、人力施工が可能であり、工期短縮と施工コスト低減を実現します。